運営雑談14:旧世代・設定

 前回の発言から少々遅れましたが、設定系と歴史系の2つに分割し、本HP上の古代ゾイド人の軌跡を記載するとの事。
 まず最初は……HPに置ける旧世代を織りなす基礎情報ですね。
“保守派”
 主に長寿系によって構築されていた、旧世代の最大勢力です。
 高位のZA能力を有する古代ゾイド人の多くが参加に加わっており、対ゾイド共応兵器「ゾイドイブ」を建造・保有・運用しておりました。
 彼らの多くは、極めて高い能力を有するオーガノイドと対になって生活しており、彼らにとって有害な宇宙線による影響の低減の他、様々な生活補助に活用していました
 なお、彼らの起源は惑星外からの漂流と考えられております。
 これは、高い技術力を誇る文明がが突発的に発生している事実と彼らの身体的特徴(※)から思考される推察となります。
 ※の補足だよ。
 寿命が長い=代謝が遅い事から宇宙線への耐性が低く、惑星外での生活に適正が無い事から「封鎖衛星」によって宇宙への道を閉ざし、敵対者を徹底して妨害する事で身の安全を図っていたと考えられているよ。
 真デスザウラーによって殆どの技術体系を破壊されてしまった為、特性や特色は不明となっておりますが、「封鎖衛星」や「ゾイドイブ」等の製造元である事から技術レベルも非常に高かったと考えられています。
 設定の片鱗からも見て取れるように、無印アニメの古代ゾイド人を想定しているみたいね。
 「ゾイドイブ」……兵器にしたんだね〜。
 ゾイドは純粋な生命体であり、無理矢理因子合成とかしてないのであれば、外部から何らかの生命活動に必要な要素を供給しているというのは無理があると思考し――。
 ならば共感させての行動妨害、もしくは制御を奪い取るシステムとしてしまえばいいじゃないか、と考え至ったようです。
 なお、『停止させると古代ゾイド人もただでは済まない』と言う無印アニメで出た旨は、惑星外から宇宙線の対抗力を向上させる為、「ゾイドイブ」を使用し、ゾイドの因子を無理やり自身の身体に定着させている為、と思考しました。
 あと、古代ゾイド人は進化の過程で生まれたのではなく、宇宙から来た説なんだね〜。
 惑星Ziが出来た年代と技術力とを勘案すると、進化説は使えそうにないですからね。
 ゾイド自体に関しては、コンセプトアートの通り、惑星外から飛来した古代ゾイド人が保有していた動植物の遺伝子情報と惑星Zi特有の環境とを合わせた創造物と思考する事も出来ますし――。
 旧正史の通り、ゾイドは自然発生した原始ゾイドを利用しているとも考えられる、と。
 ん〜。少し前後するけど、宇宙から来たのに宇宙生活の適性無いんだね。
 正確に言うなら、適正を得る為の設備・技術を漂着時に失ったというのが正しいですね。
 “保守派”最大の目的は「星を渡る術の再確立」だったから、惑星Ziの資源を食い潰す前に紫外線等の宇宙線遮断技術を再獲得出来ればオールオッケーな訳だからね。
 まぁ、目的が叶うどころか計画の序盤で滅んだけど。
“改革派”
 “保守派”の転落組や非長寿系の人員によって構築された新興勢力です。
 “保守派”の人員と比較し、寿命の違いに由来する活動量の多さから生産力や技術発展に強みを有しており、「真デスザウラー」や「真デススティンガー」を製造しました。
 非ZA能力者も多かった事から、技術体系はゾイドをパイロットに近づける方針を模索しており、人とゾイドを繋ぐモノである「オーガノイド」の派生技術である「オーガノイドシステム」系の開発元でもあります。
 保守派との抗争においては、寿命から来る長期的展望の迷走から政治・経済的に追い詰められ、最終的に「真デスザウラー」を使用した“終末戦争”を引き起こし、旧世代が破滅した切っ掛けを作り出した勢力となります。
 なお、“終末戦争”にて最後まで存在していた経緯から遺産が数多く現存しており、現存する遺跡の多くは“改革派”の遺物であり、それ以外は“中立派”の遺物となります。
 んで、こっちは無印アニメの重要なファクターである「真デスザウラー」とかを作り出した勢力、と。
 古代ゾイド人を駆逐しようとしていた気運が見て取れましたので、利用させていただきました。
 どちらかと言うと現代の惑星Ziに残っているゾイド人の祖になるのかな?
 “終末戦争”で旧世代の人類が生き残っていたら、ですね。
 あれ〜、そこまで逝っちゃうんだ?
 ゾイド人は、惑星Ziの進化の過程でで自然発生したというファクターもありますからね。
 ここをつっこんで確定してしまうと、わざわざ原典がぼかして作られている意味が無くなってしまうという訳です。
 あ、ちょっと今更だけど――無印アニメのオーガノイド(ジークとか)と真バトストのオーガノイドシステムは、こうやって厳密に分けたんだね。
 はい。
 技術体系的には似たような所もありますが、あくまでも違う物……オーガノイドが古代ゾイド人と共生する神秘の生物とするなら、オーガノイドシステムはオーガノイドを元にしつつ、彼等を駆逐する為に作られた兵器である……と言う訳です。
 まぁ、別物とは言え技術体系は近いものがあるから、“ベネイア”に引っ付いてるアウラはオーガノイドシステムからオーガノイドに近づいた特異例、と。
“中立派”
 別名は宇宙開拓派となりますが――。
 しかし、オーガノイドを持たない古代ゾイド人や人為的に製造されたZA能力者で構成された、“保守派”の下部組織とも言える技術集団兼惑星防衛の専門部隊であり、厳密にいうと旧世代の国家組織ではありません。
 その成り立ちからも判る通り“保守派”に近い立場を取っていましたが、宇宙開拓という目的達成の為に“改革派”にも裏で繋がっており、両派から信頼されずに疎まれておりました。
 なお、“終末戦争”中期頃までは「スカイクラウ」による惑星防衛に注力していた為、直接戦闘には加わる事はありませんでした。
 別名の通り、惑星外――宇宙空間に並々ならぬ関心を持っており、表向き“保守派”と協調路線を取りながらも「封鎖衛星」撃滅用の超高高度戦闘用航空ゾイド「リバティー・ベイダー」や“改革派”が倒れた後、宇宙への道を作るまでの時間を稼ぐ為の戦闘ゾイドの開発等を行っていました。
 また、倫理の箍の外れた技術集団とも言われており、“保守派”が半ば神聖視するオーガノイドの模倣体(スカイクラウシリーズの管理ユニット)の製造や“改革派”のオーガノイドシステムを転用したゾイドの強化等――“保守派”の倫理観の冒涜や禁忌をいとも簡単に実行しており、同派からは必要ゆえに切られはしませんでしたが、敵対視されていました。
 最後になりますが、技術体系はパイロットに干渉しゾイドに近づける方式に強みを持っており、「スカイクラウ」の管理ユニットや同系のマンマシンインターフェイスに見られるような人体強化系を特色としていました。
 スカイクラウの開発元として設定した、本HPのオリジナル派閥ですね。
 『人為的に〜』とか『オーガノイドの模造〜』とか、色々危なそうな文面が見て取れるよね〜。
 まぁ、模造つーても在り方や動力源、外装のナノマシン群体等を参考にしただけだから、フィーエルとかの身体はむしろ人の方に近いけど。
 ゼフィリアはそう言いましたが、構成する物質が全く違う事から、重量を主とした様々な事案に差異が存在します。
 詳しく開示する時が来るかは……神のみぞ知るですね。
 話を戻すけど……宇宙を目指しているんだけど、この人達宇宙で暮らす適性が無い人が多いんだよね?
 そうみたいね。
 宇宙に出れるだけの技術があるのに、惑星上に引き籠っていたら生物として腐る――そんな理想を本気で考えていた人達です。
 “中立派”の目的が“保守派”に露見してからは、“改革派”に宇宙の道を明け渡す事で自身の保全を図る売国奴と見られていたみたいね。
 ……居なくなってしまった以上、適性のある人種を宇宙に送り出してから自分達の事をどうする心算だったのかを知る術はありませんが。
 ちなみに、アルバから連なるウェシナの面々は“改革派”と“中立派”(=“保守派”の亜種)の両方の技術・情報を利用しているから、コレが設定されていない本HP外の世界でも生きていこうと思えば生きていける訳。
 設定のぼかしやアソビは大切だね〜。



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