運営雑談09:考察・攻撃:後編

 結局1週置いての掲載になったわね。
 ほとんど完成状態だったのですが、ゼニス系3号機の開発に重点を置いた事で『調整が間に合いそうにない』→『いいや来週で(マテ)』という流れになったみたいですね。
 ――まぁ、改造が進んでるならいいわ。
 GPワイバーンの塗装も遅れているみたいだね〜。
 ……なにしてるんだか。
 ……さて、本題に入るけれど――空想兵器が多い気がするけれど、やっぱり光学兵器は先進過ぎるって事かな?
 現実ではまだ実験中だったり、実現不可能そうな兵装ばかりですからね……。
 とは言え、理論自体は出来ている兵装も多いので参考にはなるでしょうか。
衝撃砲
 そしていきなり空想兵器な訳ね。
 惑星Ziにおいて、高速ゾイドの基本装備となっている特殊兵装ですが……。
 おそらく、空気を媒介とし、前回の『粘着榴弾』挙げた『スポール効果』を利用した内部破壊兵器と推察しています。
 まぁ、媒介が空気である事からも判る通り、威力もお察しね。
 内部破壊兵装ですからね。
 母機の機動・運動性能を最大限に発揮し、対策を行っていない点に叩き込むか……そも装甲化されていない部位の多いゴドスや他の小型ゾイドを薙ぎ払う為の兵装であると考えられます。
 とは言え、アニメのデススティンガーが放ったブレードライガーの全高程もある衝撃波はかなり恐ろしいと思いました。
 ……あんなに大きくてぶっとい空気の圧力なら、ゴジュラスでも原型留めたまま倒せそうだよね。
 他の利点としては、媒介が空気である為に装備が破損するか母機のエネルギーが尽きるまでぶっぱ出来るって言ったとこかな。
 ――あ、一応補足しておくけれど、減衰が著しいと考えられる事から射程は極めて短いと考えられているよ。
 地表で暮らすのに慣れていると思いもしないけれど、空気と重力って結構強力な壁なのよねー。
 水中や宇宙等に行ってみると、そのありがたさが良く判ります。
音波
 実用兵器としてはウォディックのソニックブラスターのみが該当する特殊兵器です。
 他には、キングゴジュラスのスーパーサウンドブラスターも該当すると言えば該当しますが――。
 あれはどう考えても理論的に説明できる破壊限界を超えているからね〜。
 某素晴らしき画像作品の様な大活躍は見ていて楽しいけれど……本HP的には封印武装扱いになっているわね。
 とは言え、スプリッドアーマーの実装量産機を急がせるている事からも推察できるように、装甲板は当該武装への対策を思考しているようです。
 装甲や構造体に『音』が接触する事によって破砕現象を発現させるのであれば、外部から飛来する『音』と装甲・構造体との間に仮想的な防護膜を展開すれば防げる筈。
 そして、防御可能という――攻撃側と拮抗出来る土俵に立つ事さえ出来れば、あとはどうにでも対応可能な筈、というのが装甲板の野望の様です。
 え〜と、ソニックブラスターの話に戻るけれど……効果的には上で述べた『スポール効果』って事でいいのかな?
 はい、その通りです。
 ……ですが、水中では衝撃系の威力がかなり増幅される(と言うか減衰率が低い)事から、その威力も非常に大きくなります。
 衝撃砲の項で述べた通り、装甲は抜けないだろうけれど全身隈無くシェイクされるか、馬鹿力で圧迫される訳だからね。
 装甲に元から損傷が入っていようものなら、『スポール効果』で内部にダメージが入るより先に機体その物が海の藻屑直行ー、なんて事もあるかもね。
 とは言え、ソニックブラスター系の兵装は効果範囲に問題点――ある程度の範囲(おそらく前方極めて広域)に無差別の衝撃はをまき散らす――がある為、使用される事は稀です。
 部隊を削って単独にした時が一番怖い、って訳ね。
 ……というか、音――この場合は衝撃波だけど――って、そんなに届くの?
 水中であれば、とても遠くまで届きますね。
 ……ちょっとした例を挙げますと――。
 地上であれば、手榴弾投げられてもある程度離れていれば生き残れる可能性がありますが、水中で同じような状況に陥った場合、地上の時よりもずっと遠くまで離れていないと即死が決定します。
 映画とかでよくある、水中で手榴弾が爆発した時、(地上で考えられる)加害範囲外に居たから生きてたよー、っていう演出は完全にフィクションなんだよねー。 (=水中で人と爆発が見える絵を撮った場合、その人間は死んでないとおかしい)
 これは、空気の場合は衝撃等を減算する緩衝剤となりますが、水は衝撃力をそのまま遠くにまで通す事が原因であり――水中に置いては爆発系の威力が格段に向上し、至近弾でも致命弾になる理由でもあります。
 もっと簡潔に言うと、本系統の兵器が運用されている事がソレを証明しているって事かな。
 ん〜……。
 じゃあ、地上でも凄い『すーぱーさうんどぶらすたー』を水中で使ったらどんなことになるの?
 ……っ!?
 ――!?
 その着眼点は流石ですね、プリゼア。
 スーパーサウンドブラスターの詳細な破壊数値を把握できない為、大きな変数を含む予測となりますが――有効効果範囲の拡大により、全長1.3kmの巨体を誇る本機を一撃で粉砕する事も可能となると考えられます。
 いや〜、まさかオーバキル兵装を例に挙げてくるとは思わなかったわ……。
 水中で撃てるかは判りませんが、撃てたとすれば元から戦略兵器級のキングゴジュラスの評価が更に上がりますね。
 惑星環境破壊兵器級――流石は宙間航行用の船の技術を転用しただけの事はあるって事か。
 追記:御存じの通り、熱・貫通兵器の場合、水は純粋な抵抗でしかない為に威力は激減します。
ビーム
 本HPでは熱エネルギー・衝撃兵器として思考しています。
 その本質は○ンダムのメ○粒子砲に近く、『熱エネルギーを伴った特殊弾体を発射している』と思考しています。
 『弾体』を『発射』している事からも判る通り、火力・弾速に応じた反動が発生する上、弾速は光であるレーザーよりも遅く、『最適な照準』状態でも避けられる可能性がある兵器です。
 しかし、通常の弾丸とは異なり、エネルギーを加えれば加えた分の火力を際限なく発射(火砲の構造が許す限り)する事が可能である為、実弾兵器よりも低反動・低コスト・低重量で大火力を実現する事が可能となる夢の兵装でもあります。
 ちなみに熱エネルギー弾という特殊な物体を運用する以上、使用には大電力とそれを運用する電子機器、発射する熱エネルギーや発砲時の熱負荷を無力化する冷却機構が必須であり、保守・運用性に大きなコストが掛かるという欠点もあります。
 上記の件を簡単に訳すと、発射には『電力』『弾体となる物質』『冷却材』『堅牢な発振器』『(大火力であれば)反動に耐えられる機体』、そして『保守整備の高いコスト』が必要になる訳ね。
 説明がレールガンとよく似ていますが、実弾を用いるのがレールガン、熱エネルギー弾を用いるのがビームと認識して頂ければ簡単かと。
 尚、レールガンと明確に異なるのは弾体が磁場の影響を受けやすい事となります。
 これがあるから、非実体の防御兵器であるEシールドでビームが防げるんだよね〜。
 ……まぁ、現実と向き合うと「ビーム=レーザー」なので、本HPより外の世界ではビームとレーザーの間に差はないのですが。
それを言っちゃぁ、だめでしょー。
レーザー
 本HPはニュートン並に『光』を神格化させている為、ビームとは別ジャンルの系統としています。
 照射した(=見えた)瞬間に目標に到達する為に『最適な照準』状態で使用すれば敵に回避を許さず、ビームと異なり磁場の影響を受けない為に電磁バリア(磁場系)では防御する事が出来ない。
 ビームと比較した場合には上記の様な優位性を持ちますが、衝撃系の効力を持たず、あくまでも熱エネルギー特化兵装である事が弱点と言えば弱点となります。
 そして、照射には『反応剤』と『冷却材』、『莫大な電力』に加えて『耐熱性に優れた砲身』が必要になります。
 尚、衝撃を含まない事でピンと来た方もいらっしゃるかもしれませんが、発射の際に反動が発生しません。
 つまり、諸条件は厳しいですが航空機でも使用できる兵装という事です(※)。
 (※):現実でも、実際に世界最強国家である○国で航空機搭載用が研究されていて、試射したとか出来そうという話も聞くよ〜。
 純粋な熱エネルギーだけだから、防御値を超過出来ないとEシールドとかアイスメタル装甲に完封されてしちゃうんだけど……反動が無いという事は軽量な機体でも安全・簡単に発射可能という事でもあり、小型・軽量ゾイドの主兵装と化しているわね。
 ちなみに、鏡とかで防げる(反射できる)云々のネタがありますが、低減は出来るでしょうが熱で溶けます。
 鏡に反射している日光はめがっさ眩しいけど、鏡には熱エネルギーが溜まって高温化している。
 ――それの凄い版と言った状況になっていると思ってもらえれば簡単かな。
 なお、Eシールドで同兵種を防げる原理は同シールドは強力な磁場歪曲を引き起こしているのと同時に微弱なビーム粒子を発しており、それが機体への光の到達を拡散させている為(Eシールドが発光しているのはその微弱なビーム粒子)としています。
 レーザーの効果を単純に言ってしまうと、『光を媒介に熱を対象表面に与えて溶かす』だからねぇ……。
 機体面に到達できなければ、そりゃ効果を発揮できないわね。
 それ故に、兵器としての実用レベルを上げるならば、ゼニス系のハイ・レーザーの様に高出力化して触れた瞬間に溶かせるようにすれば良い訳です。
荷電粒子ビーム(=荷電粒子砲)
 特性は上記したビームと同じですが、『弾体となる物質』『冷却材』を外部の微粒子(荷電粒子)に頼っている為、砲身構造体が持つ限り、連続使用出来るのが最大の特徴ですね。
 追加される欠点としては、『外部からの粒子吸入』という余計な要素が入る為に機体構造が大型・複雑化する為、整備性が盛大に低下する事でしょうか。
 なんでかは判らないけれど、ネオゼネバスやガイロス系の機体が良く採用しているよね〜。
 最初に採用したのはゼネバス帝国のデスザウラー(※)だから、その技術的な優位性(=他国では同等のレベルに達せない、もしくは達した時には更に先を行かれている)から他の国が採用しない=ネオゼネバスとガイロスしか採用しないって流れみたいね。
(※):一応、補足〜。
 デスザウラーはゼネバス帝国製ゾイドとして有名だけど、本HPではゾイダー間にある穿った案――『デスザウラーはゼネバス帝国とガイロス帝国の合作ゾイドであり、ゼネバス帝国の純粋な最強ゾイドはアイアンコングである』を採用しているよ〜。
荷電粒子レーザー(=荷電粒子砲)
 上記の荷電粒子ビームと同じく、レーザーの『反応剤』と『冷却材』を外部粒子に頼ったタイプであり、照射可能時間の長さが最大の特徴となります。
 構造が複雑化して整備が大変なのも荷電粒子ビームと同じだね〜。
 あと、レーザーは航空機の期待の星って言ってたけど、高度が高くなると材料となる粒子も無くなって(薄くなって)くるから航空ゾイドが比較的安全に存在できる高高度で運用出来ないと言う結構致命的な欠点があるわね。
 その為、基本的には陸戦ゾイド用の兵装ですね。
 だけど、帝国側の荷電粒子砲は発射するのに過大な反動があるらしいから、このタイプの兵種を使っている子は、もしかしたら居ないかもしれないんだよねー。
プラズマランチャー
 空気中だとすぐにエネルギーが拡散してしまう、真空中では構成している物質が拡散してしまうという厄介な性質を持つプラズマを運用した兵装です。
 その性質上、射程は短く、弾速も遅めとしてます。
 まぁ、結構ぶっちゃけると……どーやって撃ってるか判んないのよねー。
 大気中ではすぐ消えて、頑張って真空状態にしてもそれだけではすぐにプラズマじゃなくなっちゃう……。
 ……きっと、現代では考えられもしない凄い技術の賜物なのでしょうね。
 また、熱エネルギー兵器である為に本HPでの攻撃適性はレーザー・ビーム系としており、『ACfA』に準じて着弾・消失時に盛大な電磁バーストを引き起こす事で周囲にECM効果を発現する面倒な兵器と化しています。
 ――まぁ、『プラズマ』という状態自体の熱量がトンデモナイ事から、まともに運用できる品があれば、アイスメタル装甲すら溶かせるかもしれない兵器ね。
エレクトロンドライバー
 公式では電撃砲となっていますが、実際には放電現象で兵器にダメージを与えるのは乗用車に雷が無力なのと同じで厳しい為、本HPでは放電現象を利用したビーム兵器(=通常のビーム+ECM効果あり)として認識しています。
 その詳しい理論は?
 ………………ごめんなさい。
 あらら、プラズマランチャーと同じ結末なんだ。
 ライガーゼロ・イクス……結構好きなんだがなー。
 アース(接地)を取ってしまえばしまえば雷ですらほぼ無力、空中であれば対策はもっと簡単らしく(電磁波の影響を受ける可能性が僅かながらにあるらしいですが『念の為で済むレベル』との事。
 それを知る前は、『防御力無視の攻撃手段』という事で一種の憧れがあったのですけれどもね……。
重力砲
 本HPに置いては封印兵装というカテゴリーを越え、存在禁止兵装として設定しております。
 簡単に言うと、使用禁止、名前も出す事禁止、と言うかなにそれ美味しいの? と言った感じかな?
 どうやっても原理を説明出来ないんですよね……。
 アニメ版におけるプラネタルサイト砲弾であれば、『動作理論こそ不明なれど実現可能なのでは?』と言う予測が可能なのですが、○ーパーロボット大戦に置ける○ュッケバインmkV系が使用するタイプの重力砲・障壁は完全に理解不能となります。
 弾体等を中心にして発生させるのは何となくイケそうだけど、ビームの様に照射するのは『?』と言う訳ね。
 デス・キャットの方は弾体式(とは言え、そんな物をバカスカ撃って惑星は大丈夫なのか? と言う疑問は残る)だから何とか理解できるんだけど、デット・ボーダーの方は『ごめんなさい』だね〜。
 ――と、こんな感じかな。
 エレクトロンドライバーが少し難点だったね〜。
 放電系が兵器に対して基本無力だと知った時の絶望は、結構大きかったですね……。
 ガ○ダムで大活躍のヒートロッド(カスタムの方)やビームストリングスと言った極悪兵器が実は熱エネルギー系ダメージしか入らないとかね。
 ……現実は非常です。



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 2014/5/19
 水中でスーパーサウンドブラスターを使用した際の考察を変更。
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