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SAZ-03UD ゼニス・ラプターUD(アップデート)

全長   :19.2m
全高   :17.1m(+U兵装:14.8m)
重量   :88.0t(T型兵装)
      (P型兵装:92.0t +U兵装:79.5t)
最高速度:300km/h(+U兵装:310km/h)

兵装:
 バイトファング×1(頭部)
 フレームクロー×2(前足)
 アンカークロー×2(後足)
 脚部膝部E転換装甲×2(後足)
 迎撃用レーザー砲×1(尾)
 スクラムミサイルポッド(ミサイル)×2(後足)
 ZRRレーザーガン(選択携行)
 ZRハイ・レーザーライフル(選択携行)
 ZRR40ミリ重機関砲(選択携行)

補助兵装:
 脚部メインスラスターユニット×2(後足)
 腰部2連スラスターユニット×2(尾)
 脚部専用スラスターユニット×2(踵部)
 補助スラスターユニット×4(膝部)
 スクラムミサイルポッド(スラスター)×2(後足)
 イミテーション・レゾナンツ・デバイス(頭部)
 狙撃・索敵支援用サードアイシステム×1(頭部)
 重層型ブレードアンテナ×2(頭部)
 補助マグネッサーシステム×2(脚部)
 エネルギー転換装甲


選択外装:標準兵装(T型)
 複装レーダーユニット×2(固定)
 収束レーザー砲×2(前部)
 4連高速ミサイルランチャー×2(後部)

選択外装:電子戦兵装(P型)
 複装レーダーユニット×2(固定)
 パッシブセンサーロッド×2(前部)
 連動式複装レーダーユニット×2(後部)

選択外装:プラスUユニット(+U)
 展開式大口径グレネードランチャー×2 :背部
 +Uユニット・メインスラスター×1 :背部

機体データ:
 ゼニス・ラプターUDは西方大陸都市国家連合(ウェシナ)の主力量産機である ゼニス・ラプターを改装した新機軸量産機であり、後年に同連合を代表する傑作機となったベロキラプトル型汎用戦闘ゾイドである。

 本機最大の特徴は解析の終了した真オーガノイドシステムの搭載を実現した点にあり、これにより安価なシステム実装のみで莫大なコア出力を獲得するに至った本機は、旧ゼニスでは装備できなかった各種高出力・高負荷兵装の装備・運用が可能となっている。

 詳細な変更点は後記の“仕様変更詳細”に示すが、コレによって本機は旧ゼニスを大きく上回る戦闘能力を有するに至っており、第5世代機と遜色ない武装を実装した事によって旧ゼニスの命題であった「第4世代機以下の駆逐」に加えて「第5世代機の直接迎撃」も可能となっており――便宜上第4.8世代機と分類される。

 ちなみに、機動性能に関しては常時全力稼動が可能になった以外に大きな差異は無い。

 これは本機が旧ゼニスの機体構造をそのまま転用している事に起因しているが、同時にその低い機動性能を保持する事によって操作性を維持する狙いがあり、その結果として、本機はIRデバイスの転換手術さえ受ければ誰でも乗りこなす事が可能になるという高い操作性を得ている。


標準兵装:T(ティアマト)型
 追加ジェネレーターを内蔵した標準バックパックに専用の射撃兵装を実装させたUDの標準形態。
 火力・索敵能力を主軸に押し並べて高い総合能力を誇るが、主兵装が光学兵器寄りに傾いてしまっている為に凱竜機等の対光学兵器戦に特化した機体と相性が悪い。
※:相性が悪い=撃破できないという訳ではなく、対処に時間が掛かるという事であり全光学兵装の集中照射で過負荷状態に追い込み、“溶かす”事が可能である。

電子戦兵装:P(ピクシー)型
 標準バックパックに各種電子戦用の追加ユニットを装備させた電子戦闘特化仕様。
 特化型の拡張ユニットを装備した事で索敵範囲が更に拡大している他、パッシブ系の専用電子兵装も装備した事で用途の幅が大きく広がっており、高い自衛能力と機動性を持つ本機は、従来の電子戦用機では実現不可能な行動が可能となっている。
 ちなみに、ハードポイントの殆どを電子兵装で埋めてしまっている為、火力の高いハイ・レーザーライフルが携帯火器として推奨されている。

プラスUユニット
 旧ゼニスのプラスユニットを改造したバックパックを装備した重火力仕様。
 UDの標準兵装と比較すると火力で劣るものの、高負荷(主に重量)の実弾兵装の運用を想定して作成されたプラスユニットは高い応用力を持っており、対多数戦闘に優れる他、重量が軽い事から運動性に優れる。
 しかし、バックパックの内蔵スペースの都合上追加ジェネレーターを内蔵しておらず、総発電力が低下してしまっている為、運用には熟練を必要とする。



ホームページコメント
 『バニッシュラプターの対抗機』、『寿屋の決戦機体』と連戦を重ねたゼニス・ラプターを、次の決戦機として更新するべく、改修を施した機体です。
 改修内容は、『胴体・尾の延長』、『各推進器を設定に準じた角型に変更』、『武装・バックパックの追加』、『頭部の隙間除去』となっておりまして――なんだかんだで総工時間が1年くらい掛かってしまい、製造したよりも長く時間が掛かってしまいました。
 他に特筆するべき新技術はありませんが、『改修はするもんじゃない』、『背負子は小さい方がポージングの幅が広がる』と、経験的な教訓を学ぶ事が出来た機体でもあります。
 2012年現在、本人は改造機体の数を増やす事を主題としたグレイス系の量産を目指していますが、同系列は『数』を主題としている為、本機は今後も長らく主力として各所に出張る事になるのでしょう。



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