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SAZ-03・F+ ゼニス・ラプター・フェアリープラス 

全長   :18.0m
全高   :14.8m
重量   :90.0t
最高速度:340km/h

兵装:
 展開式大口径グレネードランチャー×2(背部)
 40ミリ重機関砲×1(右手)
 大口径ハンドグレネードランチャー×1(左手)
 内蔵式大型ミサイルポッド×2(両足)
 内蔵式ミサイルポッド×2(両肩)
 スクラムミサイルポッド×2(両足)
 迎撃用レーザー砲×1(尾)
 バイトファング×1(頭部)
 フレームクロー×2(前足)
 アンカークロー×2(後足)
 脚部膝部装甲×2(後足)

補助兵装:
 脚部メインスラスターユニット×2(両足)
 脚部専用スラスターユニット×2(踵部)
 プラスユニット・メインスラスター×1(背部)
 補助スラスターユニット×4(両膝)
 スクラムミサイルポッド(スラスター)×2(両足)
 イミテーション・レゾナンツ・デバイス(頭部)
 狙撃・索敵支援用サードアイシステム×1(頭部)
 重層型ブレードアンテナ×2(頭部)
 対レーザービームコーティング(装甲)
 補助マグネッサーシステム×4(脚部)

機体データ:
 ゼニス・ラプターは西方大陸都市国家連合(ウェシナ)がアルバ製中型ゾイド、AZ-06ダインスレフのフレームを転用する形で開発した、オーガノイドシステム搭載型のベロキラプトル型重装甲中型ゾイドである。

 本機はウェシナがZAC2114年に発動させた国土発展計画、通称『ゼニス計画』の実行戦力として最初にロールアウトした機体であり、ZAC2117年に同国の主力量産機として量産が開始された。

 アルバ製フレームによる高い身体能力、古代チタニウム合金複合材を多用した装甲、多数のスラスターによる高い機動性能。

 以上の様に、従来機と比較して多くの優位性を持っているが、本機最大の特徴はその操縦系――ZAC2049年にヘリック共和国が開発した義体技術とオーガノイドシステムとを融合させた操縦機構にある。

 イミテーション・レゾナンツ・デバイスと名付けられた同機構は、思考と機動の融合という“ZA能力者”と遜色ない反応速度を“普通の人”が行う事を可能とした画期的な操縦方法であり、第4世代機以下の駆逐(※)という本機の命題をクリアするに至ったシステムである。
(ちなみに、本機は少数がネオゼネバス帝国とヘリック共和国に輸出されているが、それらの機体には上記デバイスは実装されていない)

 本機の兵装であるフェアリー+とは、高機動仕様であるF装備と重火力仕様であるプラスパーツとを重ね合わせた兵装であり、操縦性の低下というデメリットを覆して余りある殲滅力を獲得した特殊装備である。

(※)第4世代機の駆逐=第4.5世代機
 非常に高い運用コストを強いる第5世代機(エナジーライガー等)と比較し、非常に安価な運用コストでありながら第4世代機以下に対し、第5世代機と同等の殲滅能力を有する機体。

 その立ち位置から、第5世代機をより実践的に調整した機体群と称される事もあるが、第5世代機との直接戦闘に追い込まれた際には第4世代以下の機体と同程度の対応能力しか持たない為、中途半端と称される事もある。



ホームページコメント
フルンティング系の頓挫と同時期に公表された、紙白さんのバニッシュラプターに触発されて製造が開始された本人初のラプター系の第1号機です。
 内装は当時開発中だったラプター系の実験機の物を転用し、外装は角形のAC系やガンダム系で統一。
 わずか半年以下という短時間で完成しましたが、長期に渡って本人の代表作として看板を背負う事になりました。



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